長期借入金の開始残高設定について
今年度初の青色申告提出となります。
みんなの青色申告を使っております。
入力の途中で開業前に銀行から融資を受けており、それを開業前の資金にあてていたことを思い出しました。
そのため開始残高を設定する必要があると思い、借方にに某銀行の融資金額を入力し貸方に長期借入金(融資金額)を入力いたしました。
しかし、開業前に融資金額は全て使っておりまして開業日には某銀行の残高は0円です。某銀行の開始残高の所に融資金額を入力すると、普通預金の繰越残高が融資金額から始まってしまいます。全て開業前に融資金額は使っているのですが繰越残高があることはおかしいかなと思います。この場合、開始残高の記入の仕方を変えたほうが宜しいのでしょうか?どなたかご回答宜しくお願い致します。
税理士の回答

開業前の融資資金の使途が分かりませんので正確な回答は困難ですが、恐らく次のような仕訳になるのではないかと思われます。
・普通預金 *** / 長期借入金 ***
・開業費 *** / 普通預金 ***
なお、開業前の資金の使途によっては開業費以外の勘定科目になることも考えられますので、ご留意ください(例えば、保証金、器具備品、など)。
宜しくお願いします。
服部様
ご回答ありがとうございます。
借入金は開業前の消耗品費に充てています。
開始残高設定の貸方に、普通預金の記入欄がありませんでした。
借入金が開業日には0円の場合、開始残高には設定をしなくてもよろしいのでしょうか。
返済は、開業後から始まっています。

ご連絡ありがとうございます。
開業前の使途は消耗品の購入であることは分かりました。
個人事業の会計処理は開業日をもって開始します。
(開業前の取引のものも含めて帳簿上は開業日で処理することになります。)
残高がゼロになっていても事業に関連する取引があった場合には、その取引も処理しておく必要があります。
従って、開業前の取引につきましては、すべて開業日の日付で次に様な仕訳を起して頂ければ宜しいと考えます。
≪開業日≫
・普通預金 *** / 長期借入金 *** 「某銀行からの借入金」
・開業費 *** / 普通預金 *** 「開業準備の消耗品等購入」
以上、宜しくお願いします。
開始残高には設定せずに、現金出納帳で開業日に記帳ということでしょうか?
借り入れた理由は開業費につかうお金が足りなくなり、その為お金を銀行から借り入れました。
消耗品費のお支払いは、預金からではなく引き出して現金でお支払いを行っております。
開業費は10万円以上のため既に減価償却しています。

「開始残高の設定」という言葉の意味が読み取れないのですが、どのようなことでしょうか。
銀行からの借入金は通常は取引口座に振り込まれると思いますし、その返済も普通預金から返済していくのではないかと思いますので、普通預金の科目設定は必要ではないかと思います。
私の勘違いや認識不足がありましたらご容赦ください。
宜しくお願いします。
本投稿は、2017年02月15日 14時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。