青色申告の書き方
青色申告での取引手段についてです。
個人事業を始めて、準備費用や、保険代等かかったもの全ては、個人の現金支払いか、口座から引き出して使用しています。
このとき、取引手段については、現金(個人用)か、事業主借どちらでしょう?
また、いまいち事業主借の意味が分かりません。
税理士の回答

回答します
「事業主」勘定(事業主貸・事業主借)は、事業とは別に事業の資金から、個人の経費や生活費を支出したとき(事業主貸)、また個人の資金を事業用の資金とした時(事業主借)に使用します。
個人の口座から経費を支出した時は
○○費 △△ / 事業主借 △△ と仕訳をします。
※事業主からお金を「借り」て、経費を支払った。
事業主勘定や当年利益(損失)は、最終的には翌年の「元入金」に含まれます。
なお、なるべく事業を始めた場合には、事業用と個人用で「現金」や「口座」を分けることをお勧めしています。(公私を分ける)
事業用とした「現金」や「口座」は、青色決算書の「貸借対照表」に掲載されます。
その上で、事業用の現金や口座から支払われた経費は、現金や口座の勘定科目を使用します。
〇〇費 △△ /現金(普通預金など) △△
また、事業用の現金や口座から、個人の生活費や費用を支出したときには「事業主」勘定を用います。
事業主貸 △△ /現金(普通預金など)△△
※ 事業主に対してお金を「貸し」て、事業主は生活費を支払った。
逆に、個人口座や現金から支出しときは、最初の仕訳のようになります。
以上参考にしてください。
本投稿は、2021年10月24日 20時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。