[白色申告]副業での所得税について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
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副業での所得税について

確定申告で質問致します。副業と本業で所得が700万程度なんですが所得税が62万もするんもんですか?勿論、本業の会社で所得税や社会保険料も支払っています。副業の白色申告でも本業の収入を入力しなくてはいけないのでしょうか?2重取りになってる気がして不安で質問致しました。本業の源泉徴収額等も全て確定申告アプリで入力しました。

税理士の回答

副業の白色申告でも本業の収入を入力しなくてはいけないのでしょうか?
⇒ 確定申告の際には「全て」の所得を申告(記載)します。本業分も必ず記載するようにしてください。
   なお、本業が給与所得の場合は、給与で課税・徴収された所得税は確定申告書の「源泉所得税」の欄に記載して年税額から控除されますので、2重で課税していることにはなりません。

   ご説明の「所得が700万円」とは課税所得金額でしょうか。合計所得金額でしょうか。
  
  因みに、課税所得金額は合計所得金額から所得控除額を控除した金額です。この課税所得金額に税率を掛けて所得税額を算出します。
  もしも、「課税所得金額が700万円」の場合は所得税額は90万円を超えます。
  そして、所得控除額は人によって異なるため、「合計所得金額が700万円」の場合の所得税額は残念ながら計算することができません。

  なお、所得控除額が源泉徴収票に記載された額と変更がない場合、副業などの所得による追徴税額のの目安としては
  副業の所得金額 × 5%or10%or20%or23% ×102.1%=追加で納税する金額  となります。
  ただし、所得税では累進課税を採用しているため、副業により課税所得金額が増加したため、税率が高くなることがあります。その場合は、もう少し追加納税額が増加することになります。

  また、所得控除額は、給与所得者の場合「源泉徴収票」に記載している金額に医療費控除のなどの追加がある場合はそれらを加えた金額が控除額になりますが時々記載漏れなどがあり、源泉徴収票に記載された金額以下になっている方もいらっしゃいます。記載漏れなどがないか再度ご確認ください。

  

本投稿は、2025年03月08日 15時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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