収支内訳書・利子割引料の記載について
一人親方(白色)です。
確定申告書類を書いていて、不明な点がありましたので教えて下さい。
今年4月に減価償却対象となる備品(約18万円)を購入しましたが、一括払が難しかったので、10回の分割払にしました。(2019.6~2020.3まで支払います。)
また、事業用車両を買い替え、残価クレジット契約で購入しました(2019.12~2024.11まで支払います)。
この2点は金融機関以外に支払うため、収支内訳書の「利子割引料」という欄に記入しなければならないと思いますが、どのように記載すればいいのでしょうか?
支払先の住所・氏名欄=本社の住所と社名を記載?
現在額=支払総額-支払済の額?
でよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

酒屋就一
備品は10万円以上20万円未満ですので、一括償却といって3年間で1/3ずつ費用計上します。
車両は残価分まで含めた車両本体の金額を減価償却で費用計上しますが、
リサイクル預託金は費用処理しないなど、注意が必要です。
買替前の車両について売却益or売却損の処理も必要になります。
利子割引料として処理するのは、支払額のうちの利息相当額になります
支払先の住所・氏名欄=契約書に記載されている相手先の住所と社名です。
現在額=12月31日時点の未払金額です。
ありがとうございました。
ご回答を拝見する前に税務署へ提出してしまい、後悔しております。
備品の件
>備品は10万円以上20万円未満ですので、一括償却といって3年間で1/3ずつ費用計上します。
ですが、税務署では「試験機器に該当しますので、5年・0.2で償却して下さい。年途中での取得ということで月割になりますから、12分の9ですね」と言われ、そのように申告しました。
これは誤りでしょうか?
買替前の車両の件
>売却益or売却損の処理も必要になる
とのご回答ですが、税務署で書類を見せて聞いたところ、
「既に減価償却済の車両なんですね。で、家事按分が80%ですか・・・。(話しながら、電卓で何やら計算していました)これは売却益ということにはなりますけど、50万円未満なので雑収計上の必要はないですし、○○さん個人の収入として申告する必要もないです。」
とのことで、何もしていません。
これも誤りでしょうか?
誤りだとしたら、修正申告が必要なんでしょうか?よろしくお願いします。

酒屋就一
備品の処理は、申告された方法でも誤りではありません。償却が終わるまで「12分の12」があと4年、最後の年は1円を残して費用化することになります。この辺がややこしいので実務では一括償却で処理することが多いです
車両のほうは、事業用の20%部分は少し疑問が残りますが、税務署の方が必要ないとおっしゃったのでしたら、問題ないと考えます。
売却益のうちの80%が家事用として譲渡所得になりますが、50万円の控除額があるため、こちらは申告する必要がないと判断されたのでしょう
再びご回答ありがとうございました。
備品の件、誤りではないとのことで安心いたしました。
車輛の件、先の返答書き込みに一部誤りがあり、正しくは事業分80%・家事分20%でした。
それでも50万円未満なので不問ということでよろしいでしょうか?
補足です。税務署の方の説明では「売却益は、家事按分せず譲渡所得として全額○○さん個人の収入として考えても、特段問題はないと思います。」とのことでした。
ちなみに25万円で下取りされたので、
25万円-1円=249999円
が譲渡所得になりますと言われました。

酒屋就一
249999円から50万円の特別控除を引くと、所得が0になると判断されたのですね、でしたら問題ないと考えます。
問題なさそうで一安心です。
何度もご回答くださり、ありがとうございました。
本投稿は、2019年03月06日 14時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。