確定申告、収支報告書の書き方(売上先名、その所在地など)
フリーランスナレーターをしています。
また、別途、会社員をして給与を得ています。
そこで、ナレーターの収入分を確定申告しようとしています。
1.「収支報告書」の中の、「売上先名」、「所在地」の欄
「収支報告書」の中の、「売上先名」、「所在地」の欄について、質問です。
ナレーションの収入は、すべて、「クラウドワークス」という、発注者と受注者を仲介するWEBサービスで得ています。
そのクラウドワークスというWEB上で、発注者は仕事を募集、その求人募集を見て、仕事を見つけ、契約する前に、発注者はクラウドワークスに報酬の仮払いを行い、受注者は仕事を請け負い、発注者の支払った資金から、システム手数料(報酬金の20%+消費税)と銀行に振り込む手数料(500円/1回)をクラウドワークスが差し引き、受注者にわたるシステムです。
ただ、問題は、発注者名やその所在地は明かされず、名前は匿名で、すべてニックネームであり、また、連絡先も告知されず、確定申告で記入すべき売上先名、その所在地が書けません。この場合、売上先名、その所在地をクラウドワークスにしてよいものでしょうか?
2.「売上金額」の欄
売上額とは、クラウドワークスが差し引くシステム手数料、銀行振込手数料も入れた額ですか?
また、売上額とは、源泉所得税を引く前の金額、つまり源泉所得税分も含んだ額を言うのでしょうか?
源泉徴収票の発行は、仕事の発注者でしょうか?クラウドワークスでしょうか?
仕事の発注者である場合、クラウドワークスがプライバシーを理由に、発注者の所在を開示せず、所在が不明で、源泉徴収票をとれない場合はどのように対応すればよいでしょうか?
税理士の回答

1本当の発注者が匿名なのでクラウドワークスと書くしかないと思います。
2手数料は売上に含んで別途経費として両建てしても(こちらが原則です)、純額で売り上げに計上しても売上1千万以下なら特に問題ないと思いますが、源泉税は含んだ金額で売上に計上してください。源泉徴収票は給与の場合なのでご質問の内容は支払調書の事でしょうか。支払調書も仕事の内容により発行されない場合があります。発行されない場合は自己申告により確定申告してください。但し証拠がなければ源泉税は原則として還付を受けれないと思います。
本投稿は、2020年01月14日 21時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。