副業の開業届け、確定申告について
3年ほど前から副業として趣味の延長でハンドメイド販売をしております。本業は家族経営の専従者として働いております。
今まで副業の所得が20万以内でしたので雑所得として申告しておりましたが、去年末に売上が伸び、所得が30万程度になります。
開業届けを提出していないのですが、今年も雑所得と申告して問題ないのでしょうか?
また来年の申告はまずは白色申告で事業所得にしていこうと思っておりますが、開業届けをすぐに提出した方がよいのでしょうか?
税理士の回答

事業専従者の要件の一つにその事業に専ら従事する必要がありますので、ハンドメイドの販売をメインで行うことになると事業専従者として認められない可能性がでてきます。
したがって、本業は事業専従者、副業としてハンドメイド販売の形態を続けるのであれば雑所得で申告する方がいいと思います。
もし、ハンドメイド販売を本業とされる場合には、事業専従者から外れて青色申告を選択されることをお勧めします。
早急にご回答頂きありがとうございます。
専従者として継続してまいりますので、雑所得で申告したいと思います。
万が一、専従者給与(白色申告)以上の所得になった場合でも雑所得で申告して差し支えませんでしょうか?

事業所得か雑所得かのどちらの所得で申告するかは一義的には納税者の選択に委ねられており、黒字の所得であれば税務署から雑所得を事業所得ではないかと指摘されることはありません。
しかし、売上規模や客観的に見た実態から事業所得と称するのが妥当という内容であれば事業所得として申告するのが一般的です。
改めてご回答頂きありがとうございます。
所得金額に応じて今後の対応を検討していきたいと思います。
勉強になりました。ありがとうございました。
本投稿は、2021年02月21日 07時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。