開業費について
開業費について
開業日までの出費は
経費ではなく開業費として
繰延資産になると知ったのですが
これは金額や物品に関わらずそうなるのでしょうか?
たとえば物ではなく、物件の契約時に発生した礼金、家賃保証料などは
どのような科目になるのでしょうか?
ネットに開業費は毎年一定額を償却する「定額法」と、任意の時期に償却する「任意償却」がある
と書いているのを見たのですが、
これはいつどのタイミングで決めるのでしょうか?
確定申告時の書類には開業費、家賃保証料、礼金、どこに記入すれば良いか教えていただけましたら幸いです
ちなみに白色申告です
どうぞよろしくお願いいたします
税理士の回答

物件の契約時に発生した礼金、家賃保証料などは、契約期間で償却することになります。長期前払費用勘定で処理することになります。なお、開業費の償却は最初の年に決めることになります。そして、開業費、長期前払費用は貸借対照表の資産に計上することになります。白色申告であれば、貸借対照表の提出義務はないと思います。
ご回答ありがとうございます。
では礼金、家賃保証料、開業費は全て
長期前払い費用という項目で記入すれば良いでしょうか?
最初の時に決めるというのは、実際にはどういう手続きを踏むのでしょうか?

旅費、消耗品費などについては、合計で開業費に計上します。礼金、家賃保証料については長期前払費用に計上します。開業費の償却は、決算期末において5年均等償却か任意償却かを選択し、選択した方法で帳簿に償却費を計上します。
ご丁寧にありがとうございます!
全て今年の経費として落としたい場合は
どう記入すれば良いのでしょうか?
今年に一括償却する場合は
全て今年の経費として扱われますか?
青色申告が間に合わなかったので、
今年中に落とせるものは全て落としたいです。

開業費については、任意償却を選択すればすべて今年の経費(開業費償却)になります。
礼金や家賃保証料などの長期前払い資産も開業費と科目が違うだけで、同じく今年に落とせますでしょうか?
開業費と長期前払い資産は科目が違うだけでしょうか?

礼金や家賃保証料は、原則として契約期間で償却(長期前払償却)することになります。
20万円以下の礼金や家賃保証料も長期前払いになりますか?

契約期間が1年を超えるのであれば、長期前払費用になります。
本投稿は、2021年12月27日 21時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。