パートと内職の確定申告、税金の支払いについて
私は今、パートで130万以内、内職で20万以内で働いています。
内職で20万越えた時、内職分も確定申告か必要だということはネットで見たことがあります。
内職が20万越えるのと越えないのとでは、確定申告の必要性の他、税金の支払いなど、何がどう違ってくるのでしょうか?
税理士の回答

1.給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下であれば、確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要になります。
2.副業の所得が20万円を超えると、給与所得、雑所得を合わせた合計所得金額に対する税金(所得税、住民税)になります。20万円以下であれば、副業に対する所得税はなく、給与所得の所得税と合計所得金額に対する住民税になります。

ご質問の内職が、特定の者に対して継続的に人的役務の提供を行うものである場合には、「家内労働者等の必要経費の特例」がありますが、他に給与収入がある場合には、給与収入の金額によって取扱いが異なってきます。
詳しくは下記サイトをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1810.htm
給与(パート)収入が55万円を超える場合には、上記の家内労働者等の必要経費の特例は適用できませんので、内職の金額が20万円を超えるときは確定申告が必要になります。一方、内職の金額が20万円以下の場合には所得税に関しては確定申告を省略することができます。ただし、住民税の申告は必要になりますのでご注意ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm
本投稿は、2020年09月02日 15時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。