専従者控除について
専従者控除を受けるにおいて必要なこと、扶養控除とどちらが節税になるか知りたいです。
主人が自営業で今年分は白色申告、来年からは青色申告の予定です。そこで以下のことを知りたくてご相談させていただきました。
①専従者給与を受け取る際に勤務が証明できるもの(タイムカード等)、毎月の給与明細、源泉徴収票などは必要ですか?
②当面は専従者給与以外の収入はないと予定していますが、短時間パートに出る場合は年間96万、103万、130万どの範囲内に収めるのがいいのでしょうか?
③主人の年収はおおよそ400~480万になるかと思うのですが、扶養控除を受けるのと専従者控除を受けるのではどちらが節税になるのでしょうか?
お力を貸していただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①専従者給与を支給する場合、扶養控除等申告書の作成、源泉徴収簿等の書類は必要です。
②専従者給与の要件の一つに「専らその事業に従事する」ということがありますので、パート主体の勤務実績となれば専従者給与自体が認められなくなりますので、パート収入の多寡だけでなく専ら従事していることを説明できるようにしておく必要があります。
③専従者控除は86万円、専従者給与はその労務の対価として適正な金額であれば必要経費にできますので、所得分散効果として配偶者控除をはるかに上回る節税ができます。
本投稿は、2021年12月31日 05時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。