脱毛の紹介で550万円稼ぎました。この場合の扶養や税金について教えて頂きたいです
2022年の1年間で550万円を脱毛の紹介で稼ぎました。アルバイト収入が年85万円程。
現在20歳の大学2年生、片親世帯の実家暮らしです。この場合母の扶養から外れてしまうと思うのですが、分からないことがいくつかあるので質問させていただきます。
①母の税金はどのくらい上がるのか
②自分で何を払わなければいけないのか(税金や保険料のこと)
③その払わなければいけない額はどのくらいなのか
④2023年は脱毛の紹介料は年48万円以下になる見込みなのですが、親の扶養は今後学生の間どうなるのか(収入がまたアルバイトの給与だけになっても高い税金を払い続けなければいけないのか)
⑤1度高額な雑所得を得てしまった場合、それ以降またアルバイトで103万円以下に給与を抑えていてもまた扶養に入ることは出来ないのか
お金に対する知識が乏しく勉強不足で申し訳ないのですが、簡単に分かりやすく教えていただければ幸いです。
税理士の回答

相談者様の2022年の合計所得金額は、以下の様になります。
1.給与所得
収入金額85万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額30万円
2.雑所得(経費がないと仮定します)
収入金額550万円-経費=雑所得金額550万円
3.1+2=合計所得金額580万円
①相談者様の合計所得金額が48万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が以下の様に増えます。
1.所得税 特定扶養控除額63万円x5%=31,500円
2.住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
②相談者様は、所得税、住民税のほか健康保険料を払う必要が出ると思われます。
③所得税、住民税の額
1.所得税
合計所得金額580万円-基礎控除額48万円=課税所得金額532万円
532万円x20%-427,500円=636,500円
2.住民税
合計所得金額580万円-基礎控除額43万円=課税所得金額537万円
537万円x10%=537,000円
なお、国保については、お住まいの市区町村の健康保険課に確認をされた方が良いと思います。
④2023年の合計所得金額が48万円以下になれば、親の扶養内になります。
⑤扶養の判定は、その年の所得金額で判定されます。合計所得金額が48万円以下であれば、扶養内になります。
本投稿は、2022年09月27日 17時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。