アルバイト・YouTubeからの収入がある大学生の確定申告について
以下のケースについて、私の理解が正しいかご確認いただけますでしょうか。
質問者の概要
・20歳の大学生
・親の扶養内
・アルバイトをしている
・YouTubeで収益が出始めた
・開業届の提出予定なし
ケース
・給与所得(収入金額80万円-給与所得控除額55万円)= 25万円
・YouTubeからの収益見込み = 30万円
質問
・この場合、経費を計上しないと合計所得金額が25万円+30万円 = 55万円となり、48万円を超える(親の扶養を外れる)ことになると思うのですが、もし動画編集用に7万円のモニターを購入した場合、雑所得が48万円以下となり、親の扶養内を維持することができる、ということでしょうか。
・上記のような経費計上を行った結果ボーダーを下回ったケースについて、確定申告はした方が安心でしょうか。
・また、住民税の45万円のボーダーについても同様にあまり理解できていません。こちらも考慮し、経費を10万円より高くする(合計所得金額を45万円以下にする)ほうが節税につながるということでしょうか?
・そもそも、このように経費計上を行って所得税や住民税の課税ボーダーを下回るということは、経済的には私というよりも家族全体にメリットが大きい、という認識で正しいでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。
税理士の回答
こんにちは。
概ね質問者様がご記載している内容は正しいものであるかと思われます。
ただし、7万円のモニターの購入について、その7万円の全額が必要経費になるかどうかは検討が必要となります。これはプライベートと事業の両方に使っているものについては、家事按分という考え方を用いて、必要経費に計上すべき金額を調整する制度があるためです。
実際に計算した結果、所得が基礎控除以下であれば確定申告は不要ですので、念のため等の理由で手続きをする必要はありません。
本投稿は、2025年03月19日 02時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。