業務委託と扶養について
現在、大学生で父の扶養に入っています。
2025年1月~6月までの間に、以下のような形で収入がありました:
飲食店のアルバイト:約27万円
業務委託の仕事(オンラインでの添削):約25万円
7月以降は、在宅業務委託を中心に収入を得たいと考えています。
そこで、今年はあといくらまで業務委託で稼いでも所得税上の扶養から外れないでしょうか?
扶養に入るためには、「所得金額が48万円以下」である必要があることは理解していますが、
所得金額の求め方や複数の収入(アルバイト+業務委託)の合算方法がわからず、質問させていただきました。
お教えいただけると助かります。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

令和7年度税制改正により、扶養親族の所得要件が58万円以下(改正前:48万円以下)となりました。
飲食店のアルバイト収入は給与所得になりますので、
給与収入27万であれば、給与所得は0円(27万-65万<0 ∴0)となります。
よって、業務委託の仕事(雑所得)のみで58万円以内になればよいので、
あと、約33万円(58万-25万=33万)稼ぐことができます。
◆ご参考
・令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について
https://www.nta.go.jp/users/gensen/2025kiso/index.htm
なるほど、雑所得には、給与所得控除のような制度がないということですね。
ありがとうございました。

雑所得は収入−経費で計算しますので、
業務委託の仕事で経費になるような支払いがあれば控除できます。
本投稿は、2025年06月23日 22時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。