税理士ドットコム - [扶養控除]扶養内で働く学生が住民税を納める際の親への影響 - 令和7年からは、123万円以下は所得税は非課税で親...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 扶養控除
  4. 扶養内で働く学生が住民税を納める際の親への影響

扶養内で働く学生が住民税を納める際の親への影響

大学院に通っています。
今年は勤労学生控除を申請し、今年の収入が103万以上123万未満の範囲でアルバイトをするつもりです。
この際、
・私の払う税金→住民税の5000円(均等割)
・親→影響無し
であっていますでしょうか。
これまで住民税を払うほど稼いだことがなかったため、自分が住民税を納めることで、親の扶養控除や親の納める住民税等に影響がないか心配です。

税理士の回答

佐藤和樹

あなたの支払う税金 → 住民税:均等割のみ(概ね5,000円前後)
親の扶養控除や住民税 → 影響なし

つまり、ご認識のとおりで問題ありません。

概ね、相談者様のご認識の通りです。
以下、詳細を記載します。

給与収入120万円とすると、
給与所得:120万−65万(給与所得控除)=55万≦58万となり、扶養親族の合計所得金額の要件を満たしています。
扶養の範囲内であれば、扶養者(親)の住民税に影響はありません。
また、55万>45万(非課税基準額)ですので、均等割+森林環境税(合計5,000円程度)が課税されます。
所得割については、
住民税の課税所得:55万−26万(勤労学生控除)−43万(基礎控除)<0
と、課税所得が0になりますので、課税されません。

丁寧にご対応いただき、ありがとうございます。103万以上稼ぐことへの心配があり質問しましたが、安心しました。

本投稿は、2025年07月05日 21時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

扶養控除に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

扶養控除に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,746
直近30日 相談数
750
直近30日 税理士回答数
1,539