103万円が超えたかどうか分かる方法について。また、もし超えている場合にするべきことは。
21歳の学生です。
2つのアルバイト先と、2つのボランティア(大学の附属幼稚園、NPO団体)先から給与を得ていました。 その際、交通費も支給していただいていました。交通費は本来、課税対象にならないと思います。しかし、明細がないため、課税対象の額が103万円を超えてしまったか確認できません。そのような場合に確認する方法などはあるのでしょうか。また、分かるとすればいつ頃分かることなのでしょうか。
また、もし超えてしまった場合には勤労学生控除の申請をする必要があるのでしょうか。それはいつ頃までにする必要があるのでしょうか。
親は年収900万円ほどです。
たくさんの質問申し訳ありません。
よろしくお願いします。
税理士の回答
こんにちは。税理士の人見と申します。
まず103万円を超えているかどうかの確認ですが、各就労先から源泉徴収票の交付があると思いますので、その各支払金額を合算して確認してみてください。支払金額には実費精算の交通費は含まれないことになっています。
もし超えてしまった場合の勤労学生控除ですが、対象となるのは以下の3つの要件を全て満たす方です。
①給与所得などの勤労による所得があること
②合計所得金額が65万円以下であること(給与所得のみのようなので、給与収入が130万以下であることになります。)
③勤労学生控除の対象となる学校の学生であること(詳しくは、通学している学校の窓口で確認してみてください。)
以上の3つ全て満たす場合は確定申告で27万円の控除が可能です。
ただし、質問者様が勤労学生控除を受ける場合は、親側は質問者様が103万円以下の場合でも、扶養控除を受けれなくなりますのでご注意ください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
本投稿は、2018年12月26日 14時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。