親の扶養を抜けたい(学生)
今年は年収を103万円以内に収め、来年1月から親の扶養を抜けて働きたいと考えている20歳です。
扶養を抜ける理由は就職ではなく、再来年に控えた就職の一人暮らし費用の捻出のためです。
この場合親には年齢によりもらえるはずの手当てがもらえない等の負担なのでしょうか?それとも追加徴収等が発生するのでしょうか。
無知で申し訳ありませんが、ご回答のほどよろしくお願いします。
税理士の回答

1.相談者様の来年の年収が103万円を超えますと、親の扶養からはずれ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。そして、親は勤務先において扶養控除等申告書を再提出して扶養を外す申請をすることになります。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
親の年収が分からないため所得税の税率は10%とします。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.相談者様の年収が130万円以下であれば、勤労学生控除27万円を受けられます。この控除を受ければ、所得税は非課税になります。また、この控除は年末調整で受けられます。
本投稿は、2019年10月26日 13時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。