103万 控除について
私は今大学四年生(2020年1月で22歳になる)で、2020年4月1日から社会人になるものです。アルバイト先の人に、「来年社会人になるから、103万円超えても大丈夫」と言われて鵜呑みにしていました。そして2019年1月〜2019年11月に支給されたアルバイト代が103万を少し超えてしまいました。
ここで税金について調べてみると、この場合は自分自身だけでなく親の所得税や住民税が、控除されていた分増えるということが、そこで初めて分かりました。
そこで3つ質問なのですが、
1.親の増えた分の税金は、親はいつ払うことになるのでしょうか?またその時払う税金はいつの時期からいつまでの時期の分の税金なのでしょうか?
2.親の納める税金の負担を減らす方法はあるのでしょうか?
3.何故アルバイト先の人は、あのようなことを言ったのでしょうか?(ただ単に騙して、シフトの貢献率をあげたかっただけなのでしょうか?)
税理士の回答

中田裕二
1.今年の年末調整までに、親に「年収103万円を超えたので扶養から外れる」ことを知らせ、親は勤務先に扶養控除を受けないよう申告します。
これにより親は今年、扶養控除63万円が受けられず、例えば税率が20%であれば、126,000円の増税になります。
2.ありません。
3.分かりません。

1.相談者様の年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。親は勤務先において扶養控除等申告書を再提出(すでに年末調整の時期ですので年末調整の時)して扶養から外す申請をすることになります。所得税については、年末調整に時に増加分を払うことになります。また、住民税については翌年の6月から毎月の給料から増加分を控除されます。
2.相談者様の年収が103万円を超えますと、今年は税金の負担を減らすことはできません。翌年のにおいて年収を103万円以下にするしかないと思います。
3.アルバイト先の人がどのような意味で103万円を超えても大丈夫と言ったのかは分かりかねますが、親の税負担までは考えずに、相談者様が来年社会人になれば収入も増えるので少しの税金の納付が出ても大丈夫という意味で言ったのかもしれないですね。
本投稿は、2019年11月18日 00時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。