学生がクラウドソーシングで年間120万超の収入を得た場合
初めまして。私は父の扶養に入っている学生です。現在は高校生で、春から大学生となる18歳です。
現在、クラウドソーシングでデザインの仕事を行っています。他のアルバイト等はしていません。今年に入って仕事が軌道に乗り、まだ想定の段階ですが年収が120万程度になると思います。(2019年の年収は3万程度でした。)
先日、確定申告等なにか手続きをしないといけないのではないかと思い調べたのですが、このまま仕事を続けるとすぐに雑所得が38万に達して親の扶養から外れてしまうことに気付きました。
扶養から外れてしまった場合、親や自分にかかる負担はどのようなものになるのでしょうか?
扶養から外れたことで発生する、親にかかる金銭的な負担は私が請け負いたいと考えています。ちなみに、父は会社勤めです。
くわえて、確定申告に向けて今からどのように準備を進めていけばよいでしょうか?
まだ知識が浅く、抽象的な質問になってしまい申し訳ないです。何卒、ご指導いただけると幸いです。
税理士の回答

1.相談者様の所得金額が、以下の様に48万円(令和2年の場合)を超えますと、親の扶養から外れ、親は扶養控除を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
扶養控除額38万円x20%=76,000円
親の年収が分からないため所得税の税率は20%とします。
3.相談者様の税金
(1)所得税
収入金額120万円-経費=雑所得金額120万円
経費は分からないため0とします。
120万円-基礎控除額48万円=課税所得金額72万円
72万円x5%=36,000円
(2)住民税
120万円-基礎控除額43万円=課税所得金額77万円
77万円x10%(定率)=77,000円
4.確定申告にためには、収入金額と経費について帳簿を付けておき、領収書などの証票は保存しておく必要があります。
丁寧に教えてくださりありがとうございました!大変助かりました。
本投稿は、2020年02月06日 00時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。