学生でうっかり130万円を超えてしまった際の扶養について
現在大学生で2019年度のアルバイトの給与収入が130万円以内に収めるつもりが、うっかり130万円を少しだけ超えてしまいました。
今年の収入は必ず103万円以内に収めようと思っています。
以下の2つの質問にお答えいただきたいです。
①130万円を越えると親の扶養から外れてしまい社会保険(健康保険・国民年金)を自分で払わなければいけなくなると聞いたのですが、2020年度(今年)の収入が103万以内でも払わないといけないのでしょうか?自ら何か手続きなどをしなければいけないのでしょうか?
②確定申告に行けていないのですが、130万円を超えていてもする必要があるのですか?するとメリットがあるのですか?
税理士の回答

1.社会保険の扶養については、今後の収入の見込み額が130万円以上(交通費をふくむ。過去の収入は考慮しない。)になることが確実であれば、親の扶養から外れ、自分で社会保険に加入して保険料を払うことになります。相談者様の今後の収入が130万円未満になるのであれば、親の扶養内になると思います。
2.相談者様が年末調整をされていれば、確定申告は不要になります。年末調整をされておらず、年収が103万を超えれていれば、確定申告をすることになります。
①に関して、今年は130万円を絶対に超えないのであれば、今は何もしなくていいということですか?
②に関して確定申告をすることによって、さらに税金が引かれたりするのでしょうか?もしくは戻ってくるのでしょうか?

1.社会保険の扶養判定については、過去の収入は考慮しないとされています。今年130万円未満になれば、今は何もしなくて良いと思います。
2.実際に計算してみないと分かりませんが、毎月の給料から所得税が控除されていれば、確定申告をすれば還付になる可能性はあると思います。
①に関して、今年は親の扶養のまま健康保険証を使って医療機関を受診しても問題ないのでしょうか?
②に関してアルバイト先では毎月所得税が引かれていて、年末調整はされていません。130万を超えていても所得税が返ってくるのでしょうか?

1.社会保険加入をしていなければ、扶養のままになります。問題ないと思います。
2.年末調整をされていなければ、確定申告で所得税が還付される可能性があります。
最後までお答えいただいてありがとうございました。安心しました。
本投稿は、2020年06月21日 21時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。