勤労学生控除を受ける際の、親(自営業)の税金の増える額はどのくらいでしょうか。
現在大学4年生の学生です。来年から社会人になるのでもっと働きたいと思い、勤労学生控除を受けようと考えています。しかし、親は自営業なので税金が上がってしまう…と懸念しています。
・親は自営業(住民税非課税)
・特定扶養親族(63万)から外れる
以上の場合、親の税金は上がってしまうのでしょうか。
また、上がった場合の対策として
課税所得金額が出なければ税負担は変わらないとのことだったので、63万分を、経費をかけたり所得が減ったり(ないとは思いますが)で補えば税金は上がらない、という解釈で合っていますか?
合っていなかった場合、できる対策があればご教示願います。
長々となってしまいましたが、ご回答をお願いできればと思います。
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親が特定扶養控除を受けられなくても、課税所得が出なければ、税負担は変わりません。課税所得が出るのであれば、経費を増やす等の対策をとれば、税負担は変わらないと思います。
3.相談者様は、年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受けられます。この控除を受ければ、所得税は非課税になります。
本投稿は、2020年07月19日 19時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。