住宅ローン控除について
12月上旬に住み替えをしたのですが、前住宅の住宅ローン控除の手続きを年末調整でしてしまいました。
ローンは売却利益で完済済みです。
12月末日は新しい住居に住んでいます。
前住居で間違った年末調整をしてしまったため、新しい住居の控除の申請ができません。
年末調整の訂正はどの様にすれば良いのでしょうか?
確定申告を自分でする際の書類や内容を教えてください。
税理士の回答
普通に確定申告して下さい。住宅ローン控除の適用は、前住宅ではなく、新居が対象です。新たに住宅ローン控除の申請をしてください。源泉徴収票のほかに、住宅取得に関する契約書・領収書類、土地建物の登記簿謄本、住宅ローンの残高証明書が必要です。
また、前住宅を売却していますので、譲渡所得の申告が必要です。売却した関係書類のほかに、前住宅を取得した時の関係書類が必要です。取得費関係の書類は住宅ローン控除の申請の際に使われているはずですから、昔の確定申告書の控えにコピー等が添付されているかもしれません。探してください。見つからなければ、売却価額の5%を取得費とみなす規定があります。
前住宅の所有期間が5年を超える場合には居住用住居の長期譲渡特例3000万円控除が使えます。また、居住期間10年を超えている場合には、買換え特例も使えます。買換え特例ですと、収入金額を前住宅の売却額から新居の取得価額を引いた金額になります。
本投稿は、2023年02月27日 18時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。