住宅ローン控除と3000万円の特別控除について
今年の始めまで、妻と子供2人と私の計4人で持家に住んでおりました。この持ち家は5年前に取得したものであり、取得した年から毎年住宅ローン控除を受けております。
今年の2月に、新たに住居を取得しましたが、通勤の関係で私だけがその新居には引っ越しました。残りの家族は旧居に引き続き住んでおります。
その後、この新居を売ってほしいという業者が現れたため、いま売却するか検討しております。新居を売却した場合には、私は家族のいる旧居に戻る予定です。
このケースにおいて2点教えて下さい。
1、新居の売却に関して3000万円の特別控除が使えるか。
2、旧居の住宅ローン減税は今年以降も引き続き使えるか。
以上宜しくお願い致します。
税理士の回答
1について
国税HPによると、以下のような場合には、3,000万の特別控除は、使えないと書いてあります。
(1) この特例を受けることだけを目的として入居したと認められる家屋
(2) 居住用家屋を新築する期間中だけ仮住まいとして使った家屋、その他一時的な目的で入居したと認められる家屋
個人的には、正直、わかりませんが、おそらく難しいと思いますし、適用を認めさせるには、相当の立証が必要になると思われます。
2について
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1234.htm
こちらご参照ください。
原則的には、転勤命令等、やむを得ない場合で、再度、入居した場合には、適用できる、とされているので、貴殿の状況次第なのかと思いますが、なかなか難しいと、個人的には思われます。
本投稿は、2020年04月05日 09時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。