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住宅ローンの借り入れと持分割合についてのご相談

7年ほど前に、夫婦で住宅ローンを組んで戸建を購入しました。
私どもは夫婦共働きとなります。
購入から大分時間が経ってしまいましたが、
土地の所有権の割合についてご確認したいことがありましたのでご連絡させていただきました。
現在、土地の所有権の持分は妻と私とで1/2ずつとなっておりますが、
一方で、土地のローンの借入、支払いがすべて私名義となっております。
年末の特別控除について改めて調べていたところ、所有権の割合と支払いの割合が異なると、
場合によっては贈与税の対象となってしまうという内容を目にしました。
契約当時、本件に関して私どもの知識がなく、
また特に銀行と登記事務の方からも契約時にご指摘頂かなかったこともあり、
現在のような状況となっております。
そこで以下の点について確認させていただいてもよろしいでしょうか。

① 今からでもローンの支払い割合に合わせて、土地所有権の割合を変更した方がよろしいでしょうか。
② 住宅ローンを持分に合わせた割合で借り換える方法も、ネットで目にしました。
こちらの方法は対処法として有効でしょうか。
③ 既に返済開始から7年ほど経過していますが、これから所有権の割合やローンの変更を行うことで、遡って贈与税等を請求されることはありますでしょうか。
④ ローン完済と定年退職後に移住を検討しております。ローン完済後に土地を売却する場合、
過去に遡って持分割合とローン割合が合っていなかった件などを、
調べられることはありますでしょうか。


お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願いいたかします。

税理士の回答

夫婦共働きで、所有権の持分を1/2ずつとし、お互いに住宅ローンを組んで返済していくパターンはよくあることです。そして、ローンはそれぞれが返済予定通りに支払っていくのが普通です。

このような状況でもあるにもかかわらず、所有権の割合と支払いの割合が異なると、贈与税の対象となってしまうのが通常です。

当初の予定ではそれぞれローンを返済していたにもかかわらず、何らかの理由で土地のローンの借入、支払いがすべてご主人名義になったのか、当初の予定にもともと無理があったのか事情は分かりませんが、現在の状況で本来あるべき姿にしたときにどのような処理になるかによって、①~④の答えが変わってくるものと思われます。

現状とローンの返済を今後どうするべきがを踏まえた上で、お近くの税務署に相談されるのが賢明だと思います。その結果、贈与税が発生しても過去の状況は変えられませんので、それは致し方ないことかなと思います。

ご回答頂きありがとうございます。
アドバイス頂いた内容を踏まえた上で、
今後について検討を進めたいと思います。

本投稿は、2020年11月03日 15時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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