別居の親の家のリフォームで住宅ローン控除を受けられますか?
両親が住んでいる築45年の木造住宅をリフォームする予定です。私は他県に妻と子供と住んでいますが、全額私の出資でローンを組んで行う予定です。費用は700~1000万円程度と見積もっています。住宅ローン控除を受けたいところですが、そのためには、家の名義変更が必要でしょうか?その際には贈与税や手続きの費用が必要でしょうか?節税できる手続きの方法を教えてください。ちなみに家の立地は田舎で地価は安い土地です。よろしくお願い致します。
税理士の回答

土師弘之
両親が住んでいる木造住宅をリフォームするのに、その木造住宅を贈与により自己の名義にして、住宅ローン控除を受けようとするということだと思われますが、
住宅ローン控除を受けるためには、「自己が所有し、かつ、自己の居住の用に供する家屋について行う増改築等であること。」である必要がありますので、別居している以上、住宅ローン控除は受けられないと思われます。
さらに、両親名義の住宅についてリフォーム費用を負担することは、贈与に当たるため、贈与税が発生します。親から子への贈与については、贈与税の軽減措置が適用できる場合はありますが、子から親への贈与については現行ではありません。
本投稿は、2021年01月08日 22時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。