住宅ローンの借り換え後、住宅ローン控除を申請する場合、どうすれば良いか教えて頂きたいです。
今まで、夫婦ローンしていましたが、離婚に伴い、ローンの借り換えをし、自分1人でのローンになりました。その為、年末調整の住宅ローン控除の仕方が良くわかりません。
今までの用紙は使えるのでしょうか?
税理士の回答

今までの用紙は使えるのでしょうか?
今までの用紙に、例えば、余白箇所に、借換後の調整の計算式を
記入して、提出していただければ良いかと存じます。
ご参考までに、借換後の住宅ローンが、住宅ローン控除の要件を満たしているという前提ですが、
金融機関から10月ごろに届く年末残高証明書に、借換前のローン残高が掲載されている場合、借換前のローンが、このまま12月31日まで同じように返済した場合の残高ですので、借換後の年末時点の残高で、再度依頼して発行してもらう必要があります。
また、借換後の残高が、借換前より増える場合、次のような調整した
金額が、割合(1%)をかける前の残高となりますので、ご留意ください。
例えば、
A=借り換え直前における当初の住宅ローン等の残高:1800万円
B=借り換えによる新たな住宅ローン等の借入時の金額:2000万円
C=借り換えによる新たな住宅ローン等の年末残高:1900万円
1900万円×1800万円/2000万円=1710万円
1710万円×1%=171,000円(控除額)となりますので、
ご留意ください。
本投稿は、2021年10月29日 01時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。