税理士ドットコム - 更年期障害(自費診療)の医療費控除について - 申し訳ございません、他の回答と混同してしまいま...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 医療費控除
  4. 更年期障害(自費診療)の医療費控除について

更年期障害(自費診療)の医療費控除について

婦人科で更年期障害と診断されました。いくつかの治療方法が提案されましたが、第一選択肢の治療方法(保険適用)が体質の関係で選択することができず、他の治療方法を選択します。
ただし、選択する治療(プラセンタ注射)は受診した婦人科では取り扱っておらず、自分で探した他院で受けることになります。もともと更年期障害にはプラセンタ注射治療は保険適用されており、保険適用で治療可能な病院もあるようですが、近隣では見つけることができず、自費治療を受ける予定でいます。

上記のような場合、自費治療にかかった費用は医療費控除に含めても大丈夫でしょうか。プラセンタ注射は美容目的で使われる方も多いようで、目的を勘違いされて除外にならないかどうか、大変気になっています。

現時点で手元にあるのは、更年期障害かどうかを調べた血液検査の結果のみで、診断書のようなものは在りません。
治療は何年かに及ぶと思われますので、医療費控除の対策として何か気をつけた方が良い点などありましたらご教示をいただきたいです。

税理士の回答

 申し訳ございません、他の回答と混同してしまいました。
 改めてご相談に回答させていただきます。
 医療制度には不案内の部分がございますので、一部私見としてお答えさせて頂きます。
 更年期障害であると診断された場合には、治療にかかった費用はそのほとんどが健康保険の適用範囲内となります。しかし全ての更年期障害治療が保険適用されるわけではありません。ホルモン剤は基本的に保険適用内ですが、「プラセンタ注射」は適用外の場合もあります。保険適用外であっても医療費控除は可能なものもありますが、治療費が全額負担になるかについては治療期間が長くなる場合には重要と思われます。確実に保険適用内で治療を受けたい場合は、利用される医療機関に対して受診前に問い合わせするか、問診の段階で確認することをお勧めします。本件の場合には適切な診断書が準備できる医療機関を紹介いただくことがベストと思われます。
 更年期障害の治療が「医療費控除」の対象になるかについて、原則「治療目的なら医療費控除の対象」とお考えください。基本的に医療費控除という制度は「病気を治療するために、医師が必要であると判断した治療」に対して支払った医療費が対象となります。更年期障害の治療もまた、基本的に医療費控除の対象になると考えて差し支えありません。
 ただし、これも全てが対象になるわけではありません。詳しくは担当医に確認をとることをお勧めします。その際に、医療費控除の申請に必要な書類などについても確認しておくと良いでしょう。手続きに必要な診断書や医療費の領収書をきちんと保管しておいてください。

丁寧なご回答をありがとうございます。担当医に相談し、手続きに必要な書類を残すようにいたします。

本投稿は、2022年11月20日 18時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

医療費控除に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

医療費控除に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,159
直近30日 相談数
663
直近30日 税理士回答数
1,228