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所得税+住民税の追加徴収について

お世話になります。

2020年に母が父の扶養から抜けました。
その場合、父の2020年分の所得税+住民税が追加徴収になるはずだと思うのですが…
(父母ともに年金受給者で、追加徴収になる分はおそらく8万円程度)

追加徴収の場合、今月4/15までに2020年分の医療費を確定申告すると、この追加徴収される予定の8万円の金額を減らせるのでしょうか?

ご教授いただけたら助かります。
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

税理士の回答

・医療費控除は、支払った医療費から10万円(所得200万未満の方は所得×5%)を差し引いた金額が所得控除額となります。
肝なのは、医療費控除は「所得控除」であって、「税額控除」ではないことです。すなわち、支払った医療費分だけ税額を減らせるわけではございません。

・お母さまが扶養から外れたとのことですが、
扶養控除額は38万円
70歳以上であれば、48万円
70歳以上でかつ同居されていれば58万
の控除額となります。

・お母様が扶養から外れたことで、お父様の所得控除が38万~58万円減るため、追加で納付される予定の8万円をカバーするには、
48万~68万円以上の医療費の支払いがないといけません。
(医療費控除=支払った医療費-10万円)
2020年に、上記の医療費の支払がございましたら、8万円分はカバーできます。質問者様の仰られる8万円を全額減らすには、お母さまの扶養控除額+10万円の医療費の支払が必要となるので、ハードルは高いですが、医療費控除を受けることによって、税負担は幾分かは減らすことは可能です。

本投稿は、2021年04月01日 00時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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