開業費は、いつまでさかのぼることが可能で、1件あたりの支払の上限はありますか?
開業費についてご質問です。
今年2022年2月に開業届を出し、パーソナルカラー診断の仕事を始めました。
始めるにあたって、2018年から2020年の間にパーソナルカラーに関する資格をいくつか取得したり、勉強会に参加したりしています。
その中には資格スクール代やコンサルティング料など、1回の支払いが20万円程の高額のものもあり、合計約86万円あります。
開業前の経費は、
・いつまでさかのぼることが可能でしょうか?
・1件あたりの支払の上限はありますか?
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

開業準備の費用については、特にいつまでという規定はないです。また、1件当たりの支払上限もないです。

竹中公剛
税理士でも資格を取るのに10年かかる人もいれば、一年の方もたまにはいます。
この資格を取るための費用は、開業費にできないと考えています。
そのことと関連するなら、資格を取るための費用は、できないようにも思います。資格を授与する協会一度聞いてください。
その延長から考えると、コンサルタントの費用も、同様のような気もします。
開業費は、事務所を設置する費用などを考えてください。
開業費というより資格取得費になると思います。
柔道整復師の資格取得費について、令和元年10月25日付大阪地裁判決で経費性が否認されています。
資格取得費は新たな職業や地位を獲得するための家事費でありり経費にはならないというのが主な理由です。
上記の通り司法判断が示された以上、資格取得費を経費にすることはできないと思います。
本投稿は、2022年10月07日 18時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。