年末年始の家賃の仕訳について
今年の1月1日に個人事業主(青色申告)で開業しました。
自宅兼事務所で、家賃は翌月分を前月末に個人口座から引き落としされます。
プライベートと事業の口座は同じです。
今年の1月末に引き落としされた2月分家賃から会計ソフトに入力しました。
開業前の2022年の12月末に引落としされた【2023年1月分家賃】と今年の12月に引落とし予定の【来年1月分の家賃】は、どのように仕訳したらよろしいでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

回答します
家賃が10万円 家事按分で 事業6:家事4 と仮定した場合
いずれも決算仕訳で
・ 昨年12月末に支払った1月分は
地代家賃(又は支払家賃)6万円 / 事業主借 6万円
適用に「昨年末支払本年1月分 家賃10万円中事業部分6万円」と記載します。
・ 今年12月に支払った家賃は
支払時に
地代家賃(又は支払家賃)6万円 / 普通預金 10万円
事業主貸 4万円 / としていた場合
決算仕訳として
前払費用(又は前払家賃) 6万円 / 地代家賃(支払家賃)6万円
適用に「来年1月分」 と記載した仕訳をします

竹中公剛
開業前の2021(訂正)年の12月末に引落としされた【2022(訂正)年1月分家賃】=Aと今年の12月に引落とし予定の【来年1月分の家賃】=Bは、どのように仕訳したらよろしいでしょうか。
Aの仕訳
地代家賃***事業主借*** R4.1月分家賃
Bの仕訳
地代家賃***現金預金***R5.1月分家賃・・・C
前払い金***地代家賃***同上・・・・D
Cは毎月同じように仕訳をします。これのほうが楽
Dはそれを、前払い金に修正します。
2023.1.1の仕訳
地代家賃***前払い金***

支払家賃を事務所用部分(A円とします。)と自宅部分(B円とします。)に区分します。
【2022年1月1日】支払家賃 A 事業主借 A
【2022年12月○日】前払家賃 A 事業主借 A
【2023年1月1日】支払家賃 A 前払家賃 A
とするか、または、
【2022年1月1日】 支払家賃 A 事業主借 A+B
事業主貸 B
【2022年12月○日】前払家賃 A 事業主借 A+B
事業主貸 B
【2023年1月1日】支払家賃 A 前払家賃 A
・・とします。なお、「事業主貸」と「事業主借」は12月31日に相殺し、「事業主貸」が残れば、翌期首の元入金(資本金)を同額減額し、「事業主借」が残れば、翌期首の元入金(資本金)を同額増額します。
初心者にわかりやすくご教示いただきありがとうございます。
【2022年1月1日】地代家賃5万円 事業主借5万円 (開業前の2021年12月に支払った分)
【2022年12月30日】前払費用5万円 事業主借5万円
【2023年1月1日】地代家賃5万円 前払費用5万円
としました。
自宅兼事務所で家賃が10万円の場合(事務所スペースは5割)
貸借対照表を見ますと、期間残高で事業主貸と事業主借の金額が違いますが、手作業で相殺の仕訳が必要でしょうか?会計ソフトが自動相殺してくれるかと勘違いしていました。
ご多忙のところ恐れいりますが、教えていただけますか。
よろしくお願い致します。

事業主貸と事業主借の残高が合わないことは普通になります。
また、一般的な会計ソフトであれば、期末に事業主貸、借の残高を相殺してもしなくとも、翌年には相殺された上で当年の利益と併せて、「元入金」勘定に含まれる(自動処理)されると思います。
詳しくはソフト会社にご確認ください。
米森まつ美先生
ご連絡ありがとうございます。
承知しました。
丁寧に教示いただき、ありがとうございました。

少しでもお役に立てましたら幸甚です。
本投稿は、2022年10月31日 14時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。