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令和3年 年末調整と確定申告 雑所得と住民税の申請

こんにちは。
今年新卒で都内で働いている者です。
現在会社より年末調整のお知らせが届いているのですが、確定申告するべき点が少し曖昧なためどなたかご助言いただけますと幸いです。
当方の現状として、
1〜3月:学生としてアルバイトを3つ兼務。
①源泉徴収票あり乙欄に⚪︎あり(8万程)
②源泉徴収票あり乙欄に⚪︎あり(11万程)
③源泉徴収票及び支払調書なしの報酬型のイベントアルバイト(16万程)

上記①②は年末調整の際に会社に原本を含めて提出し、年末調整を行なってもらい源泉徴収票を出してもらう認識でよろしいでしょうか?
③につきましては、住民税の申告のみが必要とお聞きしているのですが、正しいのでしょうか?

結果的に、上記を踏まえ確定申告の際に必要となることをご教示いただけますと幸いです。(年末調整後の源泉徴収票を確定申告しに行き還付金をもらい、住民税の申告にあてる認識でよいのか。)

また、年末調整の際に、雑所得記入欄にイベントアルバイトの分(16万程)は記入せず、確定申告の際に住民税の申告をするだけでよろしいでしょうか。(あまり知られたいとは思わないので)

どなたかご助言いただけますと幸いです。

税理士の回答

①②の給料は「乙欄」給与ですので、年末調整の対象とはなりません。したがって、確定申告の対象となります。

また、③が住民税の申告だけでいいということですが、これを「確定申告不要制度」といいます。
ただし、「給与を2か所以上から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える」場合にはこの制度の対象となりません。
つまり、①②③の合計が20万円を超えますので、年末調整した現在の会社の給料と①②③の収入も含めて確定申告しなければならないこととになります。

なお、③の部分は確定申告書において「住民税を自分で納付する」と選択すれば、現在の会社に知られなくて済みます。

本投稿は、2022年11月01日 11時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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