パートとフリーランスの合計所得の考え方について
2022年度の確定申告について不明点があり、相談させていただきます。
自分でも色々と調べたり身近な人には聞いてみたのですが、正しい申告の方法が知りたいと思っています。
年度途中までパートをしながらフリーランスとして働いておりました。その後退職し、フリーランス1本になりました。
①現在夫の扶養内で働いており、今後も継続したいと考えていらのですが、以下の収入で扶養を継続できますか?
②パートの給与は、給与所得控除を引くと0円ですが、確定申告は必要でしょうか?
パートで受け取った給与:50万円
フリーランスとしての所得(売上−経費)70万円
となります。
税理士の回答
①令和4年分の確定申告では扶養から外れます。
扶養控除は所得合計48万円以下であることが適用要件になります。
パートによる給与所得は収入50万円ー給与所得控除65万円で計算しますので、給与所得はゼロですが、フリーランスによる事業所得(金額基準から考えると雑所得の方が良いかもしれません)が70万円あるとのことですから、要件から外れます。
また、社会保険の扶養は収入130万円以下が対象になりますので、フリーランスの売上が記載されていないため、はっきりしませんが、50万+売上が130万円以下でないと扶養に入れません。
②事業所得ないし雑所得が70万円あるので、確定申告が必要です。パートの給与所得は源泉徴収票に徴収税額が記載されているなら、申告して下さい。原則は申告するならパートも含めて申告ですが、徴収税額の記載がないなら申告してもしなくても所得税額も市民税額もは変わりません。
本投稿は、2023年02月28日 13時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。