個人事業主がアルバイトを行った場合の確定申告の方法
数年前に定年退職し、その後個人事業主としてコンサルタント業を行っております。
コロナ禍の影響で、コンサルタントの依頼が激減したため、塾講師のアルバイトを始めました。数万円/月程度の見込みです。
来年に確定申告をする必要があると思いますが、どのようにすればよいのでしょうか。給料収入の扱いだと思いますが。
塾からは、その年の支払い総額を翌年1月に書面で交付するので、それで確定申告をしてほしい、とのことでした。
確定申告の方法と注意点、いまから準備しておくべきこと、などありましたらご教授いただきたく。宜しくお願い致します。
税理士の回答

塾講師の収入が、給与所得(雇用契約)の場合
コンサルタント業=事業所得と、給与所得を翌年の確定申告時に合わせて行います。
給与所得は、翌年に1月末までに「源泉徴収票」が交付されますので、所得金額などは源泉徴収票を基に計算ができます。
コンサルタント業務については、帳簿などを作成し収支計算を行い、白色申告の場合は「収支計算書」、青色申告の場合は「青申告決算書」を作成し所得金額を算出します。
なお、塾講師の契約が「業務委託契約」である場合は、事業所得又は雑所得に該当しまので、コンサルタント業と同様に収支を計算することになります。
この場合、収入は塾から明細書が来るでしょうが、個別に購入した教材などは経費に計上することになりますので、領収証等を保管するようにしてください。
給与(雇用契約)となるか業務委託となるか、念のため契約内容を塾と確認されることをお勧めいたします。
本投稿は、2023年03月14日 10時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。