マイホームを売却。確定申告の必要性について
長年住んでいたマイホームを1,000万円で売却しました。ローン残高は500万ほどありましたが、完済しました。
購入時は3,000万円程度でしたので、売却損に該当するかと思いますが、確定申告の必要性はございますでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

回答します
「売却損」とご説明頂きましたが、住宅に関しては購入した時から「減価償却」してその価額が減少することになるので、一概に売却価額と購入価額からでの判断はできません。
譲渡所得の金額の算出のために「譲渡所得の内訳書」をご活用になると判断などがしやすいと思います。
第1面に、建物の作りに応じた「償却率」の記載があり、それを参考に第3面の「償却費相当額の計算」を行います。
「内訳書」に従って計算した結果、損失が生じた場合は申告の必要はありませんが、利益が出たときには「マイホーム特例(特別控除額)」の控除をご利用になれば、税金は発生しないと思います。
ただし、マイホーム特例は「期限内に確定申告」をしたときに利用ができる制度ですのでご注意ください。
国税庁HPから「譲渡所得の内訳書」を参考に添付します。 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/syotoku/pdf/r03_joto_01.pdf
国税庁HP
承知いたしました。
添付資料のことまでお教えいただきましてありがとうございました。

ベストアンサーをありがとうございます。
一度計算をして頂ければ、申告の要否も判断できると思います。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2023年10月31日 07時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。