所得が低い場合確定申告しなくてもよいですか?
青色申告5年目の個人事業主です。
アート作家として絵の販売やレンタル、デザインした小物の販売、ワークショップなどしています。
毎年、会計ソフトを使い確定申告を提出していますが利益(所得)が低く税金は控除されています。
今年度は額の大きいものが売れずに更に所得が低くなってしまいました。
①この場合は確定申告をしなくても問題ないのでしょうか?
②しなくてもよい場合、デメリットはありますでしょうか?
③また、このような状況でも確定申告したほうがよいことはありますか?
④そして、毎年このような所得ならずっと確定申告をしなくてもよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

低いというだけで、具体的な金額を明記しないと回答のしようがありません。
所得税法では、税額が算出されない場合、確定申告の義務を課していません。
所得控除以下の所得であるならば、所得税は算出されないため、確定申告する義務はありません。基礎控除48万円、社会保険料控除などはあると思います。基礎控除だけなら、所得48万円以下の場合、確定申告しなくていい感じです。
なお、青色申告は確定申告の一種ですが、長期間提出しないと取消しも考えられます。なので、義務はなくとも提出するのも良いと思います。
なお、確定申告しない場合、住民税の申告が必要になることもあります。補助金、支援金、国民健康保険などで所得の把握が必要になるからです。この場合、確定申告しておくことも一法です。
本投稿は、2024年01月12日 16時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。