副業について雑所得か事業所得か
先月から、ハンドメイド作品をネットで販売しはじめました。
本業は会社員です。
このハンドメイド販売を本業にするつもりは今のところありません。
①副業なので雑所得なのかな?と思いますが、事業所得のほうが税金上優遇されると聞いたことがあります。
たとえば、注文が増えて半年後くらいに事業所得にしたいなと思い、半年後に開業の届け出をした場合、
届出を出す前の期間(雑所得として申告しようと考えていた期間)の収入は、事業所得にしてはいけないのでしょうか?
②調べますと、今年は事業所得で申告するとしても白色申告になるとわかりました。となると、開業は来年1月からでもいいのかなとも思います。
一応、今は収入と経費をノートに記載して、領収証も保管しております。
雑所得と事業所得(白色申告や青色申告の10万円の控除)の記帳の違いがいまいちよく分かりません。excelで作る集計シートのようなものでも構いませんか?
③副業を始めるにあたり、道具一式や作成のための本を購入したり、講習会に参加したり、結構お金を使いました。
今年すべて雑所得で申告する場合も、これらの費用は開業費用として経費に含められますか?
また、雑所得で赤字になったらマイナスにはならない(ゼロ)と知りました。
その場合、開業費用のうちゼロになるまで経費にして、残りは来年の事業所得で経費にすることも可能でしょうか?
それとも、今年中に白色申告であっても事業として開始するほうがよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

①本業が給与所得であれば、副業は雑所得になり開業届、青色申告承認申請書の提出はできません。
②青色であれば複式簿記での記帳が必要になりますが、そうでなければexcelでの集計シートでもよいと思います。
③開業費は事業所得の場合になります。雑所得であれば、準備のための費用も経費で計上できます。
ありがとうございます。
①ネットで、副業であっても、ある程度の売上があり、帳簿の記載があれば事業所得にできるような文言を見ましたが、
やはり副業=雑所得しか選択できないのでしょうか?
②青色申告で、10万円の簡易なほうであっても、エクセルシートではダメということでしょうか?
③雑所得では開業費にはできないのですね。
でも経費にできるということは、マイナスになればそれで終わりということなのですね。
いざ、始めるとなると、分からないことが湧いて出てきます。

①事業所得になるためには、その事業を本業として行い、毎日のほとんどをその業務のために費やすなどの条件が必要になると思います。
②青色であれば複式簿記での記帳が必要になります。
本投稿は、2024年04月11日 10時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。