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雇用をされていないのに収入がある場合の確定申告について

無知で申し訳ありませんがとても不安なので教えていただきたいです。

今年の1月から彼の自営業のみで働いており毎月約20万程いただいていますが、
雇用の手続きをしてもらえていません。

彼自身どうも経営がどうなるか不安で分からないからという理由で雇用契約等の申請をしていないようですが私は収入があるので今年の確定申告をどうしたらいいのか悩んでいます。
贈与として申請をするべきなのか、色々調べた結果、
風俗店の方等は事業主としてお仕事を受けて報酬をいただき支払い元もそのように計上するとの内容を見ましたが私も事業主として確定申告をすべきなのか
悩んでいます。

昨年の彼のお店の確定申告は私が行っており、
恐らく今年も私がやる予定ですが、
給与として支払っていない(彼のポケットマネーor生活費から支払ってる)と言われておりますが収入があるので雇用されていない私の収入のこともあり、私自身個人事業主ではないので今年の確定申告はどうしたらいいのか困っています。
国保や年金等は現在自分で支払っており、会社からは
明細もなく彼からお金を貰っているという状況です。
一緒に暮らしているわけでもないので
正直不安でいっぱいですが彼には分かってもらえず
お店側・私・共にどのようにするのがいいのか教えていただきたいです。

税理士の回答

質問者様の状況では、個人事業主として事業所得の確定申告を行うことが適切です。雇用契約がなく、定期的に収入を得ている状況は、贈与ではなく事業所得として扱われる可能性が高いためです。
 
1.所得の性質
雇用契約がなく、彼の自営業から毎月約20万円の収入を得ているため、この収入は給与所得ではなく、事業所得として扱われます。
 
2.確定申告の必要性
年間の収入が約240万円(20万円×12ヶ月)であれば、事業所得として確定申告が必要です。
 
3.申告方法
個人事業主として確定申告を行う必要があります。具体的な手順は以下の通りです:
a. 開業届の提出(事後でも可能)
b. 青色申告または白色申告の選択
c. 収支内訳書または青色申告決算書の作成
d. 確定申告書の作成と提出
 
4.必要書類:
確定申告書
収支内訳書(白色申告の場合)または青色申告決算書(青色申告の場合)
収入や経費の証明書類(請求書、領収書など)
マイナンバーカードまたは通知カードのコピー
 
5.提出方法
確定申告書は、e-Tax(電子申告)、郵送、または税務署への持参で提出できます。
 
6.注意点
事業専用の口座を開設し、収入と経費を管理することをおすすめします。
経費として認められるものを適切に記録し、証拠書類を保管してください。
消費税の納税義務は現時点ではありませんが、将来的に売上が増加した場合は発生する可能性があります。
 
7.社会保険や年金
個人事業主として、国民健康保険や国民年金の加入・支払いを継続してください。
 
8.法的関係の明確化
彼との関係性や業務内容を明確にするため、書面での契約を交わすことをお勧めします。
これにより、税務上の扱いも明確になります。

回答してくださったのに返事が遅くなり
大変申し訳ありません。
やはり私も個人事業主として働くことがベストなのですね…教えてくださりありがとうございます。
今回教えていただいたことを参考に今年も確定申告をしたいと思います、ありがとうございます。

本投稿は、2024年08月22日 11時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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