「インターネット取引等の確定申告書見直し確認について」について
「インターネット取引等の確定申告書見直し確認について」という手紙が税務署から送られてきました。
当方、Youtubeなどの媒体から広告料を得ており、毎年確定申告を行っております。
この場合の「インターネット取引等の確定申告書見直し確認について」の書類については確認出来る限りでの修正が見当たらないのであれば、確定申告書に記載されている金額をそのまま記入すれば良いでしょうか?
また、この書類が届いたという事は税務署側から何らかの疑いの目が掛けられていると考えたほうが良いのでしょうか?
税理士の回答

「見直し確認」文書がとどいた、とのことですが、税務当局が持っている資料とご自身の申告の内容が違う場合に発送されるものです。
ご自身で修正する内容が見当たらないのであれば、管轄の税務署へお問い合わせして修正する必要がないことを確認した方が良いでしょう。
もし、ここで修正の必要がでた場合であってもこの時点では「自主修正」とになされますので、「過小申告加算税」は免除となります。
なにもアクションをおこさなければ、場合によっては次の段階、「税務調査」となり、修正となると「過小申告加算税」が課せられてしまいます。
「確認出来る限りでの修正が見当たらない」旨をお問い合わせいただくのが得策だと考えます。
「税務当局が持っている資料とご自身の申告の内容が違う場合に発送されるもの」との事ですが、こちら側で修正する項目が見当たらず、その旨で問い合わせを行い、郵送を行った後にそのまま税務調査に進展してしまうといった事はあるのでしょうか?

「修正する項目が見当たらず、その旨で問い合わせを行い、郵送を行った後」でしたら、お問い合わせの時点で税務当局の担当者が内容に疑問点がないことを確認したうえで、「郵送してください。」との回答をしたこととなります。
もし、疑問点が解消されなければ、お電話した時点で当局担当者が疑問が残る旨を言ってくると思います。
お問い合わせした時の税務署の担当者はどのような回答でしたでしょうか?
電話にて現在の収入はYoutubeといったインターネット取引しか存在していない事、現在はインターネット取引のみが収入となっているので「業務に関わる雑所得」では無く、「営業」のほうで計上し、こちらでは修正箇所が見当たらない事をお伝えしたところ、特にこの辺りがこちら側で疑問に思っているといった趣旨は無く、修正箇所が確認出来ないのであれば、そのまま郵送して下さいというものでした。

なるほど、よくわかりました。ありがとうございました。
当局側が、疑問点が解消されている感じが伝わってきました。
「(特にこの辺りがこちら側で疑問に思っているといった趣旨は無く、)修正箇所が確認出来ないのであれば、そのまま郵送して下さい」
この回答でしたら、これで終了だと思いますよ!
という事は頭の片隅には残しておいたほうが良いのは当然として、あまり深刻に考える必要は無いという事でしょうか?
問い合わせた際にはその書類は確認で送ったものであり、特に私に対して狙い撃ちをして送った訳では無いといった回答はありましたが...。

そうですね。
あまり深刻に考える必要はないと考えます。
私が、税務当局に勤務していた経験から言うと、確認文書で回答があった方については、その回答文書の提出が確認されれば、一件終了となっておりました。
本当に悪質な案件でしたら、確認文書を郵送することなしに、いきなり調査に入るかたちでしたから、それに比べれば深刻に考える必要はないかと考えます。
税務署から文書が届くとびっくりされたかと思います。
でも、しっかりとお問い合わせし、その旨事実を伝え、そのまま郵送してほしい旨の回答を得て、その通りに郵送したのなら、全く問題ありません。
放置しなかった事、素晴らしいと思います。
お疲れ様でした!
ありがとうございます、モヤモヤしていた気持ちが少し晴れました。
一つお伺いしたいのですが、問い合わせた先は当地区担当の税務署では無く、郵送されてきた書類に記載されていた国税局の電子商取引担当の窓口だったのですが、税務当局の回答としては国税局の窓口も税務署の窓口も基本的には変わりないという認識で良いのでしょうか?

そうです。
確認文書は税務署も国税局も発送しておりますので、お取り扱いは基本的に変わりありません。
国税局からの郵送だと、なおさらびっくりされた事だと思います。
ご自身で適正に申告なさっていたら、どこからの確認文書でも、自信をもって回答していただければ良いですし、誤りが見つかったとしたら、自主的に修正申告すればなんら問題ありません。
ご返信ありがとうございました。書類を受け取った直後と比べて随分と気持ちが楽になりました。
念の為、書類の整理など出来うる限りの事はしておこうかと思います。
今回は本当にありがとうございました。

そうです。そうです。
いざというとき、守ってくれるのは、証拠書類だったり、メールの事績だったり、帳簿だったりしますので、そういった書類の整理整頓は非常に大切だと思います。
そう言ってもらえて、私も嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2024年09月11日 12時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。