個人事業主のメイン事業ではない事業の経費の申請について
前提:
フリーランスのITエンジニアです。
開業届の職業欄にもIT系の記載をしています。
質問その1:
IT系以外にも色々と仕事をしており、収益が発生しています。
開業届の職業欄の記載は特に重要なものではないと認識しており、あくまで個人として得た収益、それに関わる経費などを、適切に申告すれば良い、との理解ですが、正しい理解でしょうか?
質問その2:
収益の1つにYouTubeでのボディメイク情報発信があります。
このYouTube動画で紹介する商品はアフィリエイトプログラムを利用しているため、収益が発生しているのですが、動画内で紹介している商品は按分して経費申請しても問題ないでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
質問1に関して、開業届の職業欄の記載に関する重要性についてですが、日本の税法において、フリーランスとして開業届を提出する際に職業欄を記入することは求められています。しかし、この情報は主に所得申告のための活動の概要を示すためのものです。職業欄に記載した以外の業務からの収入があっても、正しく収入と経費を申告することが重要であり、すべての事業からの収入を適切に申告し、関係する経費を計上することが必要です。したがって、職業欄にIT系と記載した上で別の分野からも収入がある場合でも、その収入と関連経費を正確に申告することが必要であり、この理解は正しいです。
質問2に関してですが、YouTubeなどでアフィリエイトを行っている場合、動画内で紹介する商品の購入費用は、事業に直接関連している場合には経費として申告可能です。ただし、これが完全に事業用でない場合には、按分して経費として申請することが適切です。具体的には、商品を個人使用(プライベート利用)と事業使用(アフィリエイト、情報発信)の両方で利用している場合には、その利用比率に応じて按分し、事業使用分を経費として計上します。この按分方法は事業の実態に基づいて合理的かつ適正に行われる必要があります。
分かりやすい回答でした。ありがとうございます!
本投稿は、2024年09月30日 21時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。