チケット販売における会社員の確定申告について
20代会社員です。
チケット販売サイトでの販売と確定申告について、お伺いします。
《状況》
2024年1〜12月において、
・チケット販売サイトAで約48万円のチケット売り上げ
→上記のチケットの仕入れ(チケット代金、決済手数料、システム利用料、発券手数料込み)金額は約23万円
→上記のチケットの経費(チケット販売サイトAの仲介手数料、振込手数料)は約3万円
①確定申告が必要な金額は、約48万(手数料込みの販売価格)から、仕入れ金額と経費を差し引いた金額である約22万円でしょうか。
それとも仕入れ金額のみを差し引いた約25万円でしょうか。
②会社が副業禁止のため、会社にはバレずに申請しなければなりません。既に年末調整は終わってしまいましたが、確定申告の際に気をつけることはありますでしょうか。
以上でございます。
ご回答をよろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
① 確定申告で必要な金額は、基本的には売上金額から仕入れ金額と経費を差し引いた金額です。したがって、48万円の売上から、チケットの仕入れ金額(23万円)と経費(3万円)を差し引いた金額、つまり22万円が課税対象となります。
② 会社の副業禁止規定により、確定申告の際に気をつけるべき点は以下です:
- 副業収入の申告:副業としての収入があることを明示することになりますが、特に収入金額を過大に申告しないようにし、正確な金額で申告を行うことが重要です。
- 確定申告書の提出:副業収入がある場合、通常の会社員としての税務処理に影響を及ぼさないよう、個人の税務情報が会社に知られることがないように手続きを行います。確定申告を通じて納税義務を果たすため、収入の正確な記録をもとに申告書を提出しましょう。
石割先生
早速のご回答誠にありがとうございます。
①についてよく理解できました。
②について、収入の正確な記録というのはチケット販売サイトの売上画面のスクリーンショットで問題ないでしょうか。その他仕入れ金額の正確な記録は、メール画面となります。
また他の相談者様の回答を拝読しますと、「雑所得(チケットの売上)の住民税の納付を普通徴収にすれば、会社に情報は漏れません。」と書かれていたのですが、こちらも念頭に置いて対応すればよろしいでしょうか。
申請は国税庁サイトよりweb(e-tax)にて申請を予定しておりますが、なにか考慮すべき点がありましたらご教授いただけますと幸いです。
再度の質問となり申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。

石割由紀人
②について、収入の正確な記録というのはチケット販売サイトの売上画面のスクリーンショットで問題ないでしょうか。その他仕入れ金額の正確な記録は、メール画面となります。
↓
問題ありません。
また他の相談者様の回答を拝読しますと、「雑所得(チケットの売上)の住民税の納付を普通徴収にすれば、会社に情報は漏れません。」と書かれていたのですが、こちらも念頭に置いて対応すればよろしいでしょうか。
申請は国税庁サイトよりweb(e-tax)にて申請を予定しておりますが、なにか考慮すべき点がありましたらご教授いただけますと幸いです。
↓
念頭に置いて対応してください。
石割先生
ありがとうございました。
本投稿は、2025年01月12日 20時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。