税理士ドットコム - ふるさと納税と医療費控除の確定申告の関係性について - 令和6年度分を次回に回しても、結果、寄付金控除...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. ふるさと納税と医療費控除の確定申告の関係性について

ふるさと納税と医療費控除の確定申告の関係性について

2024年度中にふるさと納税をワンストップ申請を利用して寄付しました。
その後医療費を高額使用(55万ほど)したため、医療費控除をしようかと思いましたが、確定申告した場合、ワンストップ申請が無効になるとのことを知り、今年度の医療費控除の申請はやめて次年度2025年度に申請しようかと考えた(5年以内なら可能とのことで)のですが、その場合でも、結局2024年度のふるさと納税のワンストップ申請した寄付に関しては再度確定申告しなければならないのでしょうか?(修正申告?)

税理士の回答

令和6年度分を次回に回しても、結果、寄付金控除をすることになります。
よって、令和6年度分の申告については、2025年3月17日までに確定申告を終えるように勧めます。

前提として、2024年度に支出した医療費を、2025年度以降に申請することはできません。
(5年以内というのは還付申告の期限の話であり、医療費控除を5年以内ならどの年でも適用できるということではありません)

そのため、2024年度分で医療費控除とふるさと納税を記載した確定申告を行う必要があります。
なお、ワンストップ特例は無効になりますが、ふるさと納税の節税効果は変わりません。

 ふるさと納税のワンストップが有効なのは確定申告しない場合であり、医療費控除で確定申告する場合でも確定申告書にふるさと納税の内容を記載する必要があります。
 ふるさと納税も医療費控除も支払った年分で行う必要があり、複数の年分をまとめたり、支払った年分と異なる年分で適用するといったことはできません。
 5年以内というのは申告手続きをするのが、5年間は時効ならないという意味であり、2024年中に支払った分は2024年分として申告するしかありません。
 医療費控除とふるさと納税を適用する年分が同じ2024年ならば、2024年分として確定申告するしかなくワンストップは無効となります。

皆様ありがとうございました。
なかなか複雑な仕組みなんですね。
頑張って今年度確定申告します。

本投稿は、2025年02月02日 17時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,828
直近30日 相談数
790
直近30日 税理士回答数
1,588