鑑定したカードをオークション売った時の売り上げ金額の合計について
トレーディングカードを趣味で集めている会社員です。
トレーディングカードを鑑定会社に依頼して鑑定してもらい、鑑定されたカードをオークションにて売ろうと考えています。
その場合売上金が年間20万円を超えなければ、確定申告の必要はないのでしょうか?
税理士の回答

三嶋政美
結論から言うと、年間の売上金が20万円を超えなければ確定申告の必要はありません(給与所得者の場合)。ただし、いくつか注意点があります。
まず、「売上金」ではなく「利益」で考える必要があります。オークションで売却した金額から、仕入れ値(購入費用)や鑑定費用、販売手数料などを差し引いた金額が「所得」になります。これが年間20万円を超えなければ、確定申告の義務はありません。
また、トレーディングカードの売買が単なる趣味の範囲であれば「雑所得」に該当しますが、継続的に売買し、営利目的と判断されると「事業所得」とみなされる可能性があります。この場合、所得が20万円以下でも申告が必要になることも。
結論として、20万円以下なら確定申告不要ですが、利益の計算と売買の頻度には注意が必要です。
本投稿は、2025年02月06日 12時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。