トレカや玩具の売却における確定申告について
子供の不用品をブックオフなどで売却することについて確定申告が必要かどうかご質問いたします。
私は地方公務員として勤務しており、当然ながら副業はしておりません。
ただし、子供が好きなカードゲーム(ゲームセンターにある1プレイ百円で1枚カードが貰えるタイプ)の余ったカードや飽きたおもちゃを上記の店舗で売却することがあり、これがどのような扱いになるか心配しております。
売却頻度としては、年間で20回から30回程度で、合計で25万円ほどになると思います。
1回あたりの金額は数百円から3万円程度で、ほとんどの場合は、数百円程のカードを10枚前後出すくらいです。
稀にレアなカードが当たった場合やおもちゃが含めると金額が大きくなる形です。
ただし、購入代金やプレイ代金トータルで見ると、利益が出ている状態ではないです。
上記を踏まえ、確定申告について調べていると、以下の2点で書かれているところが多く、私の場合がどうなるか懸念しているところです。
①カードやおもちゃは生活動産にあたり、非課税のため、確定申告不要。
②利益が上乗せされた物を売り続けると、雑所得扱いになり、年間利益で20万円を超えると確定申告が必要。20万円以下でも住民税の確定申告が必要。
基本的には①になるのかなと考えていますが、売却頻度や金額で②に当たる可能性もあると書かれているところもあるため、心配しております。
※特にカードの方は、1枚100円のカードが数万円になることもあるため、利益にみなされやすいのかなとも考えています。
お手数ですが、確定申告が必要かどうかについて回答いただきますよう、宜しくお願いします。
税理士の回答

三嶋政美
結論から申し上げますと、確定申告は不要です。
理由は2つ。まず、カードやおもちゃは「生活用動産」に該当し、売却益は非課税です。つまり、家庭で使っていたものを処分するなら税金はかかりません。次に、売却頻度や金額が一定以上でも、購入費やプレイ代金で利益が出ていないなら問題なし。たとえレアカードで高額になっても、それは偶発的な利益であって、営利目的の継続的な売買とはみなされません。
ただし、今後、意図的に利益を狙った売買を繰り返すなら、雑所得の対象になる可能性はあるので注意です。今のスタイルなら安心して大丈夫です。
本投稿は、2025年02月27日 10時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。