確定申告の医療費控除における補てん分の取り扱いについて
補てん分として保険金、高額療養費、介護保険高額介護サービス費については
確定分と未確定の分は試算して計上し申告書を仕上げました。
そろそろ6年分(5年は提出済み)を提出しようとしていた矢先に「高額介護合算療養費」の支給申請に係る書類が届きました。
対象期間は令和5年8月から令和6年7月分でトータル金額しかわかりません。
もし計上するにしても年をまたいでおり令和5年分と6年分の金額をどのように
割り出してよいのかわかりません。
今回はじめて支給対象になったので取り扱いに悩んでいます。
アドバイス宜しくおねがいいたします。
税理士の回答

三嶋政美
結論から申し上げますと、今回のように「高額介護合算療養費」が年をまたぐ場合は、月別の支払額を基準に按分計算するのが一般的です。
令和5年8月~12月、令和6年1月~7月のそれぞれの自己負担額を集計し、その割合で分割計上します。ただ、月ごとの詳細が不明なら、各月の領収書や通知書などで負担額を確認して、割合を算出するしかありません。厳密な分割が困難なら、合理的な按分方法(例えば月数割合)で対応するのが現実的でしょう。
回答ありがとうございます。とても勉強になりました。
本投稿は、2025年03月05日 13時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。