退職金について
昨年末、自己都合退職をしました。
退職金は中退共から支払われました。
源泉徴収票?が振込のハガキの片側についていて、税金は引かれていませんでした。
非課税で確定申告はいりません。となっていましたが、今年の確定申告はいらないのでしょうか??
医療費控除があり毎年確定申告するので、一緒にやらないといけないのかな?と思っていましたが。。。
税理士の回答

退職所得は分離課税のため、課税処理は退職所得の源泉徴収で完了しています。
非課税なのではなく、勤続年数により控除額が大きかったことから所得税・住民税が徴収(天引き)されなかったと考えられます。
なお、確定申告をする際には、退職所得も含めて申告するようにしてください。
退職所得は分離課税ではありますが「合計所得金額」に含めたところで、他の計算の際に必要になることがあり、含めないと計算が誤ることがあります。
確定申告の際、退職金も入力するということでしょうか???

退職所得については、申告書の第三表に源泉徴収票の内容を記載することになります。
退職所得は既に課税済みですが合計所得金額に含まれるため、記載がないと総合課税(給与所得など)の計算をする際、基礎控除の金額などの誤りの原因となりかねません。
なお、確定申告書作成コーナーで、退職所得を入力されれば検算機能がありますので、誤りは防げると思います。
国税庁HPから参考箇所を添付します
「合計所得金額」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2024/03/order3/yogo/3-3_y02.htm
「基礎控除」
※控除金額は令和7年度改正前の控除額になります。基礎控除額が「合計所得金額」によって異なることの参考です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1199.htm
「扶養控除」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1180.htm
本投稿は、2025年08月18日 18時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。