会社退職後の個人事業主としての起業、家内の個人事業主を引き継ぐべきか、廃業・新規開業とすべきか
9月に会社を退職し、10月からコンサルタント(個人事業主)として起業予定です。
既に5年前、家内が個人事業主として先行して起業し、今回、同じコンサルタント事業に合流します。
これまでは収入にかなり増減の波があり、昨年度は、約330万円の所得赤字でした。(白色申告)
家内の今年度の所得は、ほぼ収支トントン0円の予定です。(青色申告、昨年の赤字は繰り越せません)
私の今年度の給与所得控除後金額は、約750万円です。
経常的な経費は、約350万円程かかっています。10~12月の収入は、発生しない見込みです。
来年度以降は、同じコンサルタント事業ですが、あえて分けるとすれば、家内の所得が約200万円の黒字、私の所得は、コンサルタントとしての自営業=0円+契約社員としての給与所得=約500万円の黒字の見込みです。契約雇用予定先からは、自営業との兼業を認めてもらっています。
●ご質問です
次の1・2、各々どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
1.家内の事業を存続させ引き継ぐ場合
2.家内の事業を存続させたまま、私も新規開業する場合
3.家内の事業を一旦廃業し、私が新規開業する場合
※代表者変更の有無、屋号の変更の有無、年度途中の廃業、収入・経費の割振り、各種控除の損得、専従者控除の考え方、今後の申告上の損得等の論点を含め、ご教示いただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。.
税理士の回答

ある程度は事業の黒字が見込めるのであれば、それぞれの所得はそれぞれで申告した方が税務上は有利になります。
それぞれが青色申告をすれば青色申告特別控除65万円もそれぞれ適用できますし、売上金額もそれぞれが1,000万円未満であれば消費税の納税義務も発生しません。
1つにすることのメリットは経理事務が簡略化できること、窓口を一つにすることで売り上げ規模が拡大できること、それぞれ重複する経費を集約できることなどでしょうか。
※以降の質問はかなり個別事情による部分が大きいかと思いますし回答のボリュームも大きくなります。
この場で回答を得るのは難しいと思いますよ。
できるだけ質問は1点に絞って頂いた方がよろしいかと思います。
ただ横断的に判断した方が有利な場合もありますので、そのような回答が欲しい場合には直接お近くの税理士に相談された方がよろしいかと思います。
ご回答をいただきどうもありがとうございます。
妻:個人事業主、本人:個人事業主+契約社員という前提が、かなり個別要素の強い質問だったと思います。
難しい前提の中、ご丁寧にご回答いただいたことに感謝致します。

色々と検討してみて下さい。応援しています!
本投稿は、2015年10月01日 18時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。