退職してフリーランスになった年の確定申告方法について
今年9月で勤めている会社を退職し、フリーランスで働く予定です。
今年の確定申告を青色でするか白色でするか悩んでいます。
青色で申告する場合は10/1付で開業届と青色申告の届出を税務署に提出しようかと考えています。
現在、会社からの給料は額面で20万円程度、ボーナスを含め年収は300万円程度です。
1月〜9月までで考えると恐らく大体200万円程度かと思います。
10月からはフリーランスで契約先からの報酬が月に15万円程度出る予定ですので、10〜12月で大体45万円程度を見込んでいます。
なお、現在開業準備として微々たる金額ながら3万円程度を仕訳帳に開業費として記帳しています。帳簿は独学ですが複式での記帳にチャレンジしています。
以上の内容を踏まえて、4点ほど質問をさせてください。
①仮に青色の65万円控除で申告を行なった場合ですが、フリーランスでの収入が45万円ですので、45万円が丸々控除されてフリーランスとしての課税対象額が0円となり、会社からの給与200万円の範囲で課税がされるという考えでまちがいないでしょうか?
②青色申告の場合、開業費の3万円を任意償却で来年の繰延資産償却とすれば来年の節税にもつながりますか?
③以上の考え方が正しければ青色申告はとてもお得に感じるのですが、なにかデメリット等はあるでしょうか?面倒な帳簿付けをしてまで青色申告をするほどのメリットがない(節税額がそこまで大きくない)のであればとりあえず今年は白色で、来年から青色という選択もありかと考えていますがいかがでしょうか?
④今年白色申告をする場合、報酬は出ていますが今年いっぱいはあくまで開業準備期間として、来年になってから開業届を出しても良いのでしょうか?その場合、現在記帳している開業費は単純に今年の経費として申告すればいいのでしょうか?
現状をなるべく簡潔に記したつもりですが、もし追加で必要な情報等がありましたらご質問ください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
①その様にお考えください。
②開業費が3万円であれば、今年の事業所得が赤字でなければ、経費処理されても良いと考えます。節税効果はあったとしても、ごくわずかと考えます。
③青色申告は、デメリットはありません。
青色申告特別控除、欠損金の繰越控除、減価償却費の特例等、軽減措置は色々あります。
④その様にお考えでも、良いと考えます。
>山中さま
追加質問です。
②についてなのですが、今年度45万の収入が青色申告の控除で0になった場合、開業費を今年の経費として計上するメリットはありますか?来年償却した方がお得に感じるのですがいかがでしょう?
お手数おかけします、よろしくおねがいします。
わかりました、ありがとうございます。
本投稿は、2018年08月26日 12時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。