修正申告をする前のご質問
一昨年の確定申告にさかのぼって修正申告をしたいと考えています。(理由は、Aさんに載せるべき収入を誤ってBさんに乗せてしまったため。Aさんの分とBさんの分の修正申告をしようと思っています。
そこで質問なのですが、
周囲の方からこういった場合は『複数年の税務調査が入る可能性が高い』と言われました。
やはりそうなのでしょうか?
またその場合.税務調査とはどの程度わたしが協力する必要であり、何をどの程度調べられてしまうものなのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが教えていただけると助かります。何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

伊東玲彦
特にBさんは税額が減額になりますので、それをきっかけに税務調査になる可能性はあります。
私が以前勤務していた事務所で、個人事業主の方の更正の請求(減額の修正申告)を出して税務調査になってしまったことがありました。
例えばBさんが更正の請求を出して税務調査になった場合、反面調査としてあなたのところに税務署が来る可能性は非常に高いと思います。
少なくとも今回の件に関することについては全面的に協力する必要があるでしょう。(そうでないとBさんの更正の請求が認められないと思います)
また同時に税務署がAさんのところに行く可能性も否定できません。
あなたやAさんについては、今回の件について合理的な説明をきちんとすれば、それ以上調べられる可能性は低いと思います。
個別の事情は全く分からないという前提での一般論としては、こんな感じになります。

三浦清勝
申告した申告書につき誤りがあった場合は修正申告等で正しい申告に訂正する必要があります。
今回、収入の帰属先がAさんとBさんとで間違っていることが判明したので、Aさんにつき修正申告、Bさんにつき更正の請求をしようとするということです。
その間違ったことを証明する書類等を提出し、説明を求められたら回答し、納得していただければ、金額とか内容等にもよりますが、必ずしも税務調査になることはないです。
問題なのは投稿者様とAさん、Bさんとの関係です。
ご本人、または、本人に代わって税務署類を作成することのできる資格のある者(税理士)あるいは特別に認められている者でなければ、税務申告書の
作成自体が税理法違反に問われる可能性があります。
本投稿は、2019年04月26日 14時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。