副業について
現在副業について考えています。
しかし全く知識がないのでやらなければならないことが分かりません。
本業の会社ではなにもやらなくて良いのでしょうか?
副業の確定申告、住民税の申告を自分で税務署に行きしなければならないのでしょうか?
ちなみに副業をしてもいい会社です。
是非教えてください。
税理士の回答

山内裕司
本業の給与以外の副業所得が20万円以下であれば副業の申告は必要ありません。本業の年末調整のみで結構です。この20万円以下とは収入ではなく、収入から必要経費を控除した金額です。但し、20万円を超えると本業の給与と合算して確定申告する必要があり、所得税、住民税が追加で課税されます。

1.副業が給与所得以外の場合
1か所から給与の支払を受けている人(年末調整をする人)で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人は確定申告が必要になります。副業が20万円以下の場合は、確定申告は不要になります。
2.副業が給与所得の場合
2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人は確定申告が必要になります。副業が20万円以下の場合は、確定申告は不要になります。
3.いずれの場合にも本業の会社では何もする必要はありません。しかし、確定申告が必要でない場合でも住民税の申告は市区町村で行う必要があります。
それでは副業する→所得20万以上→2月?3月?に税務署で確定申告をする。
副業する→所得20万以上以下→住民税払う
で良いのでしょうか?
よく分かってなくてすみません。

1.副業の所得が20万円を超えれば、翌年2/16-3/15に税務署で確定申告をすることになります。確定申告をすれば、住民税の申告は不要です。
2.副業の所得が20万円以下であれば、確定申告は不要ですが、住民税の申告を翌年2/16-3/15に市区町村ですることになります。
最後に所得が20万を超えているか超えていないかはどこで判断すればいいのですか?

1.副業が給与所得以外の場合
年間の収入、経費を帳簿に記帳しておけば、収入金額-経費=所得金額 が20万円を超えているかどうか分かると思います。
2.副業が給与所得の場合
毎月の給与明細を合計すれば、給与収入が20万円を超えているかどうか分かると思います。
本投稿は、2019年09月01日 18時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。