吸収合併による清算結了について
お世話になります。
1点相談させて頂きたく投稿させて頂きました。
7月末で吸収合併により会社を解散し、その後清算結了のため資産を現金化し、株主へ分配しようと思っております。
その中で2点確認したいことがございます。
1.8月からは別会社に合併していますので、資本金は別会社へ移管されます。
その際の清算結了の決算報告書の「清算換価実収額金」は
清算換価実収額金 = 現金化された額 - 別会社へ移管した資本金
とし、その額を株主へ分配するということでよろしいでしょうか?
2.吸収合併について、解散届け以降の税務的手続としましては、以下で
認識合っておりますでしょうか?
・解散後の清算事務(債権回収、資産処分、債権者への支払)
・清算結了決算報告書の作成
・法務局への清算結了届出
・税務署で清算確定申告と異動届の提出
お手数をお掛けいたしますが、どうかご回答よろしくお願い致します。
税理士の回答

吸収合併の場合、会社の権利義務はすべて新会社に承継され、清算すべきものは何も残りません。そのため、清算結了は必要ありません。
合併ではなく、すべての事業を譲渡したうえで、清算する、という場合は、清算結了が必要になります。
本投稿は、2016年06月29日 13時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。