年間10万円ほどの副業の確定申告について
2019年8月頃から副業をはじめ、10万円ほどの収入がありました。
ネットで調べたところ、年間20万円以下の収入に関しては確定申告する必要がないとのこと。
しかし、他の記事では住宅ローン控除や医療費控除をした場合は、副業の1円の収入でも確定申告しなければならないというのも見ました。
勤め先で住宅ローン控除は年末調整ですでに済んでいます。
医療費控除をしなければ確定申告する必要がないのでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

松田憲三
2か所以上から給与の支払を受けている方で、主たる給与(年末調整済)以外の給与の収入金額が20万円以下の方は申告が不要です。医療費控除や住宅ローン控除で確定申告する方は、この申告不要が適用されず、全ての収入について申告する必要があります。
質問者の方は、年末調整済みで、医療費控除等の申告もしないのであれば、申告不要が適用されます。
ご回答ありがとうございます。
今回のケースは住宅ローン控除については勤め先の年末調整で済んでいるので考えなくてよいということでしょうか?
また、毎年医療費控除の申告をしているので今回もするつもりでしたが、今回はしない方が良いということでしょうか?
追記
逆に医療費控除してしまったら、副業分の確定申告もしなければならないという認識でよいのでしょうか?

松田憲三
住宅ローン控除については、年末調整済みとのことで考えなくて良いです。
医療費控除について、10万円を超えた医療費控除額と、副業を加算した場合の所得金額から主たる給与のみの所得金額を差し引いた金額とを比較して、医療費控除の方が多ければ、副業も含めて申告すると良いでしょう。逆であれば、申告する必要はありません。国税庁のホームページなどで、試算してみることをお勧めします。
本投稿は、2020年02月17日 16時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。