親の確定申告について
父が給与とは別に年金を受け取ったので、今回初めて確定申告を行います。
年金も遡及して数年分受け取っているので過去分遡っての申告です。
しかしながら、父は70歳でパソコンに触ったことも無く、計算や書類作成が大の苦手。申告は分からないからしたくない、と駄々をこねています。みなさん高齢でも自分でしていると説得しても聞く耳を持ちません。
確定申告は本人(もしくは税理士)でないと出来ないと聞いたことがあります。
どうにか本人にさせようと思っていますが、私自身も確定申告に無縁で何をどうしたら良いのかさっぱり分かりません。
今度申告会場で税理士による無料の相談会が一日だけあります。
そこに私が源泉等書類を持って相談に行き、父にやり方を教え、郵送する。これが一番現実的かと考えているのですが、相談も本人じゃないとダメなものでしょうか(父は行くのを拒否しています)
このままでは本当に無申告になりそうで心配です。どこまで手助けしてあげられるのか、ご教授願いたいです。
税理士の回答

中島吉央
まったくの第三者であると、偽税理士どうのこうのという問題がありますが、通常、親子関係では、まず、問題にはなりません。
ただし、税理士法というよりも、今は、プライベートの問題のほうが大きいです。特に、金融機関なんかは本人以外での相談は敬遠します。息子が相談に来たからといって、それに応じたが、後日、本人がきて「自分が知らないところで、なんで勝手に自分の財産のこと話したんだ」といってねじ込まれたら、どうにもなりません。
同じように、息子が親の確定申告の相談にきた場合、後日、「自分が知らないところで、なんで勝手に自分の税金のこと話したんだ」といってねじ込まれる可能性も0ではありません。ですから、私が担当でしたら、まず受けないです(税務署職員に確認して、相談に乗ってくれといわれたら、別ですが)。
確定申告を安くやってくれる税理士を探して、その税理士報酬分を質問者さんが父親に贈与されるのが現実的かなと思います。
本投稿は、2020年02月18日 13時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。